会員の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
また、日頃より同窓会活動にご協力を頂き感謝申し上げます。
令和2年10月に予定しておりました創立百周年記念式典も、コロナ禍のためやむなく延期し、令和3年10月16日(土)に挙行いたしました。
当日は服部県知事、吉田教育長、藏内県議会議員、高松公立高校協会長をはじめ他多数来賓の出席を頂き式典が出来ましたことはこの上ない喜びであります。なにぶん新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、式場はフィジカル・ディスタンシングにより、人数制限をせざるを得ない状況となり、同窓会会員の皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。
服部県知事をはじめご来賓の方には夫々に祝辞を述べて頂きありがとうございました。在校生は感染防止の観点より、各教室からのリモート参加といたしました。コロナ禍の中で式典が成功裏に終了出来たことは、皆様方の協力のお陰と感謝しています。
顧みれば実行委員会を平成27年3月19日に発会して、その1年後から募金活動を開始いたしました。記念事業の基金となる募金は約4年間に亘っての活動を行い、同窓生を始め関係各位から絶大なる協力を頂き、目標額の6,000万円を超える7,011万円余の協力を頂きました。浄財の使途については、教育環境の整備並びに教育振興を図ることを基に実行いたしました。
正門付近の改修工事では、これまでの門柱や赤レンガを残したい要望もありました。しかし門柱は経年による痛みが大きく、以前のイメージを残しながら新設し、幅を2.2メートル拡張しました。これにより大型バスが校内に乗り入れ可能となりました。赤レンガ塀は安全確保のために改修工事を行い、レンガ調の塀としました。他にも、主なものは、体育館緞帳新調、全校応援歌作成、教育振興基金創設、記念碑建立、創立百周年記念誌発刊などです。
百周年のスローガンの如く、母校が次の百年に向けて飛翔するために、同窓会の発展・充実は必然であります。この百周年を契機に同期生同士で繋がる横糸と、学年による歳の差はあっても太くて強い縦糸を紡ぐことで、会員相互の連絡が密になり、強い絆づくりへと発展することを期待しております。
最後になりましたが、会員の皆様の益々の発展とご健勝を祈念して挨拶とさせて頂きます。
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